新 iPod shuffle の VoiceOver
最近発表されて話題となった新しい iPod shuffle には、
VoiceOver という名前の、曲名やアーティスト名を
音声で読み上げてくれる機能が付いたそうです。
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/voiceover.html
なかなか興味深いユーザインタフェースだと思うのですが、
現時点ではまだこなれていないようですね。
現物に触った訳ではないので、web などでの報告を見た限りですが...
・文節境界やアクセントが正しく付かない。
・言語指定が曲単位でできるとはいえ、固定的なので
標準では正しく言語が選択されない。
・そもそも Apple の音声合成の品質がイマイチ...
あと、ちょっと考えただけでも、
・「モーニング娘。」ならまだしも、「つのだ☆ひろ」など
視覚効果を使った名前はどう読むのだろう?
・最初から用意されている 14ヶ国語だけでは、ぜんぜん足らない。
韓国語とかロシア語とかゲール語とかはどうするんだろう?
・複数の言語が入り混じった曲名とか、ある言語の曲名に
別の言語で注釈が付いているとか、言語の違う複数の曲名が
メドレーのように連なっている、など
曲単位の言語指定では間に合わなそうなケースが
(私の iTunes ライブラリを眺めるだけでも) 結構存在する。
などの疑問が出てきます。
Unicode の普及は、表示の面で多国語の混在を容易にしてくれましたが、
音声で読み上げるとなると、再び言語の壁を顕にしてくれます。
言語タグを付けてくれれば少しはマシになるのですが。
どうせなら、CDDB がユーザの入力・修正を受けて進化していくように、
読み方もユーザの手を借りて収集するシステムが欲しいなと思います。
更には音声合成ではなく、アーティストが自らの声で
作品を紹介する音声を録音して、そういうデータ経由で
配信されるようになったら、素敵だと思います。
###
ちなみに、iTunes を動かすホストによって合成音声が異なるということは、
ホスト側で合成音声を作成しておいて、曲データと一緒に
iPod shuffle 本体に送り込む仕組みのようですね。
本体に音声合成機能を載せる必要もないし、
ソフトウェアのアップデートによる改善も容易な、賢い方法で、
この辺の作り方が、アップルは上手いなぁと思います。
VoiceOver という名前の、曲名やアーティスト名を
音声で読み上げてくれる機能が付いたそうです。
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/voiceover.html
なかなか興味深いユーザインタフェースだと思うのですが、
現時点ではまだこなれていないようですね。
現物に触った訳ではないので、web などでの報告を見た限りですが...
・文節境界やアクセントが正しく付かない。
・言語指定が曲単位でできるとはいえ、固定的なので
標準では正しく言語が選択されない。
・そもそも Apple の音声合成の品質がイマイチ...
あと、ちょっと考えただけでも、
・「モーニング娘。」ならまだしも、「つのだ☆ひろ」など
視覚効果を使った名前はどう読むのだろう?
・最初から用意されている 14ヶ国語だけでは、ぜんぜん足らない。
韓国語とかロシア語とかゲール語とかはどうするんだろう?
・複数の言語が入り混じった曲名とか、ある言語の曲名に
別の言語で注釈が付いているとか、言語の違う複数の曲名が
メドレーのように連なっている、など
曲単位の言語指定では間に合わなそうなケースが
(私の iTunes ライブラリを眺めるだけでも) 結構存在する。
などの疑問が出てきます。
Unicode の普及は、表示の面で多国語の混在を容易にしてくれましたが、
音声で読み上げるとなると、再び言語の壁を顕にしてくれます。
言語タグを付けてくれれば少しはマシになるのですが。
どうせなら、CDDB がユーザの入力・修正を受けて進化していくように、
読み方もユーザの手を借りて収集するシステムが欲しいなと思います。
更には音声合成ではなく、アーティストが自らの声で
作品を紹介する音声を録音して、そういうデータ経由で
配信されるようになったら、素敵だと思います。
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ちなみに、iTunes を動かすホストによって合成音声が異なるということは、
ホスト側で合成音声を作成しておいて、曲データと一緒に
iPod shuffle 本体に送り込む仕組みのようですね。
本体に音声合成機能を載せる必要もないし、
ソフトウェアのアップデートによる改善も容易な、賢い方法で、
この辺の作り方が、アップルは上手いなぁと思います。
2009-03-16 02:41
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