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Kindle 2 International 版に触った [電子ブック]

先月のスマートデバイス寄り合いで、
Kindle 2 International 版
http://www.amazon.com/Kindle-Wireless-Reading-Device-Display/dp/B00154JDAI
を触らせていただきました。
無線通信機能 (W-CDMA) を内蔵し、日本でも Amazon.com から
書籍が買えると話題の製品です。

最初は、iRex iLiad とそんなに変わらないかなと予想していたのですが、
実際に触って、オーナーに話を聞くと、
無線通信機能が内蔵されることによる違いは予想以上でした。
  ・書籍がいつでも購入できる
  ・新聞を定期購読しておけば、時間になると勝手に配信されている
  ・アップデートも勝手にやってくれ、実際に機能がどんどん向上する

つまりこれは、隅から隅まで携帯電話なんですね。
画面だけを電子ペーパーで圧倒的に大きく見やすくした、
読書系のサービスだけが使える単機能携帯電話。
従来の電子読書端末のネックだったコンテンツ供給は
Amazon.com 自らが乗り出すことで緩和して、
その配信と閲覧は全て携帯電話に乗せてしまった訳です。
ユーザから見れば、無料通話用の携帯電話で二台持ちするのと同様に
本や雑誌用の安い携帯電話を持つことになる訳で、
これはわかりやすいし、使いやすいと思いました。

最近、アップルの電子ブックリーダーについてよく噂されていますが、
個人的にはこの二番煎じにならざるを得ないのではと予想しています。
むしろ、現在は米国が先行しているこの動きに対して、
今後 Amazon とアップルのどちらが日本の出版業界・新聞業界をまとめて
電子化に対応させられるか、その辺りに興味があります。

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