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ThinkPad X60 と b-mobile hours で困った [PC/一般]

外出時の通信手段として、b-mobile hours を愛用しています。
  http://www.bmobile.ne.jp/personal/hours/index.html
私の場合、多くても月に数回、接続時間は数分から数時間と
ムラのある利用パタンなので、これならば
実質的に定額のように使えて重宝しています。

しかし、ノートPC を ThinkPad X60 に替えたところ、
PHS 接続は問題ないのですが、無線LAN ローミング (bスポット) 接続が
エラー 3001 で失敗するようになりました。
調べたところ、どうも ThinkPad X60 にプリインストールされている
ThinkVantage Access Connections という制御ソフトと
競合しているようです。
  http://www.bmobile.ne.jp/support/qa/bAccessQA.htm#q46

そこで、同ソフトを一時的に無効にして bアクセス hours に
制御を渡そうと思ったのですが、その方法が見つかりません。
もちろん、ThinkVantage Access Connections を削除すれば
解決する話ですが、自宅では無線 LAN と有線 LAN の切り替えを
このソフトに頼っているため、
残念ながらアンインストールすることはできません。

そういう状況で、無線LAN ローミング (bスポット) 接続は
今のところ使えずにいます。
私の使い方だと、もともと行動範囲に無線 LAN スポットが少ないのと、
PHS 側の接続速度でもそこそこ使えるので放置していますが、
もったいないことです。


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第77回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

2007年6月23日に開催された、第77回スマートデバイス寄り合いの
参加報告をします。参加者は延べ 11名で、初参加者はいませんでした。
今回、メモを取っていなかったので報告の量は少ないです。ごめんなさい。

(1) ぶるじょあまっぷ UIQ3 / S60 3rd ed. 版

ま~さんによって開発された、UIQ3 / S60 3rd ed. 版「ぶるじょあまっぷ」
のデモが一般公開に先立って行われました。

オリジナルである M1000 版「ぶるじょあまっぷ」は、
TMX さんが開発された bluetooth GPS 対応地図表示アプリケーションで、
C++ で書かれたネイティブアプリというだけでなく、
サーバを用いた住所検索や「どこどこぼくら」のような
ユニークなサービスとの連携まで実現されており、
M1000 ユーザ間でキラーアプリとまで呼ばれていました。
当時データ定額料金コースの無かった M1000 で
地図を全てネットワーク上から取得することから
「ぶるじょあ」の名前が付いたそうです。

今回のデモで、Nokia E61 上で動いていた「ぶるじょあまっぷ」は、
同じ E61 上の Mgmaps などに比べても高速で、
なかなか使い勝手のよいアプリに仕上がっていました。
現在、ま~さんのサイトで公開されています。
  http://www29.atwiki.jp/ma_digilife/pages/39.html

これに対して、今後の機能強化の要望や、オフライン地図ダウンロードの話、
Symbian C++ アプリの UI 間移植性の話 (意外に簡単だったそうです)、
bluetooth GPS には W-CDMA 携帯電話機のような特例規則が見当たらないので
実質的に個人輸入品の利用が厳しい、などの話が出ていました。

(2) HMD (ヘッドマウントディスプレイ)

安価な HMD を帽子のつばに付けて、VAIO typeU の出力を見るという
システムのデモが行われました。
外見のインパクトもかなり大きかったのですが、
意外に画像がよく見えることへの驚きや、
画像を見ながら歩いてみるとふらつくことなど、
実際に体験することで見えてくる諸々が収穫でした。
課題は多いとはいえ、小さなデバイスの最終出力先としては
今後も発展してもらいたい分野だと感じました。

(3) 電子ブック端末

iRex iLiad にいろいろな USB 周辺機器を繋ぐデモが行われました。
iLiad で採用されている E-Ink の電子ペーパーは
かなりコントラストが高くて、寄り合い会場のような
薄暗い場所でも表示内容を読むことが可能なのですが、
それでも USB ライトは更に読みやすさを増してくれるという点で
かなり有効と感じました。
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/20070609

また、iLiad で UIQ3 SDK のドキュメント (CHM = Compiled HTML Help) を
読むために、CHM→PDF へ変換するデモが行われました。
変換手順は、マイクロソフトの HTML Help Workshop
  http://www.microsoft.com/japan/office/ork/2003/tools/BoxA02.htm
で Decompile した後、Adobe Acrobat 6 で web ページを変換していました。
デモでは、UIQ3 SDK ドキュメントの全階層を変換した訳ではありませんが、
変換後の pdf ファイルを iLiad で読むと
描画・リンク移動ともに実用的な速度で動いていました。
ただし、全階層を変換しようとするとエラーが出るという報告もあり、
追加検証が必要そうです

(4) ハンドヘルドコンピュータのその後

発売 10周年を迎えた Psion Series5 をネタに、
当時 MobileGear や Jornada などたくさんあった
ハンドヘルドコンピュータが、それなりに便利にも関わらず
なぜ無くなってしまったのかという議論が起こりました。
結論は出ませんでしたが、やはり明確な需要が無く
小型軽量化したノートPC との差別化ができなかったのだろうと
思われます。
関連して、新しく登場した Palm Foleo の意味についての
話題もありました。

報告は以上です。
次回の寄り合いは、2007年7月28日(土曜日) の予定です。


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