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NuAns NEO [WindowsPhone]

トリニティの Windows 10 Mobile スマートフォン NuAns NEO を入手しました。
2015年11月30日に予約注文、当時はクレジットカードの選択肢がなかったので (たぶん)
2016年1月26日に連絡を受けて銀行振込、1月31日に発送通知があり、
翌 2月1日に受け取りました。
 https://neo.nuans.jp

外装を好きな組み合わせを選べるのが特徴で、
私は上半分を Natural Wood, 下半分を Smooth White の
TWOTONE を選びました。
適度な柔らさと厚みで、持った時の感触は他にない良さがあります。
私の短い指でも取り落とさずに済む安心感も、とてもありがたいです。
ただ横幅が 74.2mm もあるので、私には片手操作は無理でした。
 http://japanese.engadget.com/2016/05/06/win10-nuans-neo/

Windows 10 mobile はまだ発展途上なところはありますが、
動作自体は安定していますし、軽快に使えるのは好い感じです。
Android や iOS に比べてアプリの数自体は少ないですが、
実際のところ普段使う範囲ではあまり困らないのも確か。

今入れているアプリは、こんな感じです:
・Outlook
・Aristea
・Tweet it!
・Latermark for Pocket
・Evernote
・Dropbox
・Bookviser Reader
・乗換NAVITIME
・Battery Widget

あと、以下のアプリがあったらなあと思いますが、
良いのが見つけられていません。
・日本語電子書籍書店のクライアント (Kinoppy, Kindle あたり)
・Ricoh Theta S のクライアント
・Google Play Music のクライアント
・カーナビ

NuAns NEO は、国内で販売される最初の Continuum 対応
Windows 10 mobile 携帯電話としても注目されました。
Miracast アダプタ Actiontec ScreenBeam mini 2 と、
Bluetooth キーボード Buffalo BSKBB24 を使って試しましたが、
NuAns NEO の画面をタッチパネルとして使うと遅延が感じられ、
印象はいまひとつ。
それでも、常に Windows Update の掛かった端末が手元にあると考えると
出張時の非常用には使えそうに思います。
 http://www.screenbeam.global/screenbeam-mini2/
 http://buffalo.jp/product/input/keyboard/bskbb24/
 http://twilog.org/rey_k/date-160203
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20160215_743136.html

ScanSnap Cloud と ScanSnap iX500 [電子ブック]

ドキュメントスキャナを ScanSnap iX500 に乗り換えました。
 http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix500/
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ebook/20121119_573985.html
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ebook/20121203_576554.html

私がドキュメントスキャナを使う目的は、
本と書類のデータ化 (いわゆる「自炊」) です。
基本的に物を捨てるのが苦手なのですが、PC に取り込むことで
安心して紙を捨てられるようになったことは
自分にとって好い変化でした。

初代 ScanSnap! fi-4110EOX 発売の報に衝撃を受けて
現物も見ないで公式通販で予約注文したのが最初。
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010710/pfu.htm
その後も故障や OS サポートの都合で
FI-S500, S1500 へと乗り換えてきました。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/2006-09-30
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/2009-12-20-1
特に S1500 はかなり優秀と感じていて、
紙質によってダブルフィードが出る以外は性能面での不満は
特に感じておらず、後継機の iX500 も見送るつもりでした。


ところが 2015年11月に ScanSnap Cloud の提供が発表されました。
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151125_732143.html
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20151203_733353.html
これまでの家庭用スキャナは PC の周辺機器として
PC が動いている時でないと使えなかったのですが、
これをクラウドで肩代わりすることで単独で動作できるというだけでも
かなり魅力的です。
さらにその先に、各種クラウドサービスとの連携が見えているのですから
初代 ScanSnap! の登場に匹敵する衝撃を受けまして、
悩んだ挙句、対応機種の iX500 に乗り換えました。
2015年12月6日にヨドバシカメラの通販で注文、翌日には届きました。

iX500 は最新機種ではありますが、発売から既に 3年が経過しています。
PFU は新機種や見かけだけのモデルチェンジではなく、
サービス追加で製品の魅力と寿命を一気に更新したという点で
日本のメーカーっぽくない良い仕事をしたなと思います。
ドキュメントスキャナとしての使い勝手は
私の利用範囲では S1500 とあまり変わりませんが、
これまでダブルフィードを起こしやすかった紙質でも
安定して一気読みできるようになったのは嬉しいです。

ScanSnap Cloud での利用は、蓋を開けて電源が入ってから
無線LAN を認識するまで一呼吸待たねばなりません。
また、クラウドサービスに送られるのが前提なので
画質はそんなに高くできません。
そのため全体としては、本のスキャンは USB で Mac に繋いだ状態で、
それ以外の日常書類は cloud でクラウドストレージへの保存という
使い分けをするようになりました。
それだけでも、かなり便利になったように感じています。

Ricoh Theta S [カメラ・写真]

Ricoh Theta を購入して以来、360度写真を楽しんできました。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/2013-12-29-4
周りの雰囲気がしっかりと記録されること、
撮影時に写す範囲を気にしなくて好いことが魅力ですが、
解像度が低かったり撮影画像をスマートフォンへ転送するのが面倒で
日常のメモ用途としては今ひとつでもありました。

そんな中、THETA S が登場しました。
 http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/theta_s/
 https://theta360.com/ja/about/theta/s.html
予約して 2015年10月24日に入手。
360度撮影の楽しさは変わりませんが、
なにより看板を撮影しても内容がわかる解像度の向上と、
暗所でも真っ暗にならずに済むので、
普段使いのカメラとしてとても便利になりました。
WiFi での画像転送が安定して速いのも嬉しい点です。

弱点もあって、手元の Anker 製電源
(40W 5ポート USB急速充電器や Astro 第2世代 6400mAh モバイルバッテリー)
と付属の USB ケーブルの組み合わせでは、充電に失敗するようです。
充電用ケーブル (ポケットシンクデュアル microUSB+ の赤色ポート)
との組み合わせならば充電できるので、
PowerIQ との相性が良くないのかなと推測していますが…
 http://www.amazon.co.jp/dp/B00IDTILEW
 http://www.amazon.co.jp/dp/B00M6NIXIK
 http://www.pocketgames.jp/item_detail/itemCode,4067/


あと蛇足ですが、普段使いの携帯電話を MEDIAS W から
Galaxy s6 edge に替えたことで、
画面上で 360度写真を見たときの臨場感が減ったのがやや残念。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/2015-10-18-2
もちろん Gear VR Innovator edition を装着すれば良いのですが、
ぱっと撮ったその場で大勢で楽しむには、MEDIAS W の開いた状態の
お手軽さと使い勝手の良さを再認識させられます。
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/120100040/?P=2




Backblaze からファイルを HDD リストア [PC/一般]

メインマシンのバックアップには、3-2-1 ルールを適用しています。
お手軽なローカル HDD, 面倒だけれどランサムウェアに強い DVD-R,
そして (オフサイト) クラウドバックアップです。
 http://lifehacking.jp/2010/08/3-2-1-backup-rule/

クラウドバックアップには、Backblaze を使っています。
2年先払いでも 95 USD とそこそこのお値段がしますが、
専用アプリでバックアップし続けてくれて手間が掛からないのと、
いざリストアの際にはオンラインだけでなく USBメモリ・USB-HDD といった
メディア送付を選択できるのが魅力です。
 https://www.backblaze.com/cloud-backup.html

とはいえ、バックアップには常に
「本当にバックアップされているのか? 書き戻せるのか?」の
不安が付きまといます。
先日、メインマシンである Mac で写真関係の構成を大きく変えたので、
良い機会と思い、直前にファイル一式を Backblaze から取り寄せてみました。

2015年8月27日に web サイトからリストアを申し込み。
この時点での量は 1,784,978 files / 804,648MB.
128GB を超えているので USB Flash Drive は選択できず、
(4TB まで可能な) USB Hard Drive を選択して
送料込み 189 USD を支払い。

リストアが開始されて、サイトで進捗状況を
確認できるようになったが意外と進みが遅い。
そのうえ 3回ほど、ステータスが Interrupted になって
暗号化パスワードを入れ直すまでサスペンドされました。
Backblaze はパスワードを設定した本人以外は
バックアップの中身に触れないことを売りにしていますが、
そのせいで入力したパスワードの利用期限があるのか、
(安心感はあるものの) 意外に面倒です。

9月18日に完了と発送通知のメール。

9月27日に Fedex (の代理のセイノースーパーエクスプレス) から
USB-HDD を受け取り。
Seagate の 1TB USB3.0 HDD に、Mac OS 拡張 (ジャーナリング)
フォーマットされてファイルが入っていました。
ローカルバックアップと比較したところ、当たり前ですが
バックアップ対象ファイルはほぼ問題なく格納されていました。
DLL, *.o, .DS_store などの対象外ファイル以外に、
例えば Nokia 9300 のメールファイルが間違って
バックアップされていなかったことがわかりましたが、
まあ許容範囲でしょう。

当初は一週間もあればバックアップを入手できるかと甘く見ていたので
それよりは時間が掛かりましたが、それでも
インタネット経由でファイルを落としてくるよりは多分早く、
また安心してバックアップとして使い続けられることも分かりました。
あわせて、時間が掛かる以上、ローカルバックアップも欠かせないことも理解。

ASUS TransBook T90Chi その後 [PC/一般]

私の TransBook T90Chi は、初代(?) の Windows 8.1 版です。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/2015-10-18-3
Windows 10 に更新して、持ち歩きノートPC として便利に使っているので、ノウハウ的なところを書いておこうと思います。主な用途は文章入力で、専門用語に Windows 版 Google 日本語入力がよくマッチするので助かっています。出先で Evernote にガリガリと書いて、帰宅したら即同期できるのも嬉しいところです。

私はタスクバーを右端に設定した上で、ほとんどの場面をタブレットモード (=全画面動作) で使っています。Windows 10 のタブレットモードは、専用キーボードと合体した状態でも有効なのが嬉しいところです。

ポインティングデバイスがタッチパネルしかない点が懸念されましたが、私の使い方だと絵を描いたりしないので問題なく、マウス代替ソフト (Touch Mouse Pointer) も結局不要でした。さすがに古い年賀状ソフトを使うときだけは、USB マウスを繋いだ方が使いやすかったですが。

マウスに限らず、プリンタなど USB 接続の周辺機器は、Pocketgames.jp のポケットホストアダプタを介して繋いでいます。今のところは外部電源を必要とするデバイスは見つかっていないので、普通のホストケーブルでも使えそうですが。
 http://www.pocketgames.jp/item_detail/itemCode,4107/

あとこれは Windows 8.1 の頃からなのですが、幾つか不具合がありました。
 ・内蔵時計が頻繁にズレる (1時間に数分〜十数分で、スリープの有無にかかわらず発生; 手動でコントロールパネルから自動修正をオフ→オンすると修正される)
 ・キーボードを開けても、ときどきスリープから目覚めてこない (電源スイッチ長押しによる電源再投入が必要)
 ・何かの拍子にキーボード入力が暴発し、同じキーが延々入力され続ける (OS 再起動して回避)
これらの問題は、私の場合は ASUSTeK のサイトで公開されている新しい BIOS やドライバーを適用することで、概ね解消したようです。特に内蔵時計の遅れは、BIOS 208 と SOC Driver Package V003 が重要だったように見えます。
 http://www.asus.com/JP/2-in-1-PCs/ASUS_TransBook_T90_Chi/HelpDesk_Download/

ASUS TransBook T90Chi [PC/一般]

先日、ASUS TransBook T90Chi (T90CHI-64GS) を入手しました。
8.9インチの Windows タブレットですが、付属 bluetooth キーボードと
一体化して小型のノートPC としても使えるものです。
 https://www.asus.com/jp/Notebooks_Ultrabooks/ASUS_TransBook_T90_Chi/
2015年6月15日に ASUS Shop (=メーカー公式) の OUTLET で注文して、
翌16日に発送通知、佐川急便で 17日に受け取りました。
44,800円 (税込み、送料込み) でした。

ここ暫く、持ち歩いて文章入力する用途としては、
Nokia Lumia 2520 + Power Keyboard を愛用していました。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305123146-1
しかし、Evernote Touch アプリを使っていると結構な頻度で
数秒〜十数秒間のプチフリーズが起こるようになってきたこと、
ストアアプリ (Evernote) とデスクトップアプリ (Word) で
日本語入力 (IME) の挙動が異なるのが鬱陶しくなってきたこと、
2015年1月に Windows 8.1 RT が Windows 10 に対応しないことが
表明されて以降アプリ側の対応状況も悪化してきたことから、
Windows 10 に対応できる PC を検討しはじめました。

最初に候補と考えていたのは Microsoft Surface 3 でした。
何より、LTE に対応して常時ネットワークに繋がれることが魅力です。
しかし、店頭で実機を触ってキーボード (タイプカバー) が私には合わなかったこと、
キックスタンドによる自立は (特に膝上で使うために) 不安が大きいこと、から
諦めつつあった頃、PC Watch のレビュー記事で比較対象とされていた
T90Chi に興味を持ちました。
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20150611_706405.html

実際の T90Chi の様子は、PC Watch のこちらのレビューが
熱く語っているので、以下、そこに無い部分だけ。
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20150304_691032.html

付属の専用キーボードは、若干縦長なキーで構成されていて、
私にとっては (縦狭キーに比べて) 非常に打ちやすく感じます。
接続が bluetooth のせいかたまに文字入力ができなくなることがあり、
Lumia 2520 (有線接続) のような安定性までは期待できませんが、
概ねはうまく使えています。
タッチパッドが付いていないので、Windows 10 (無償アップグレードしました) の
タブレットモードとタッチパネルの組み合わせで主に操作しています。
どうしてもタッチパッドが必要な時のために Touch Mouse Pointer も
インストールしましたが、今のところ出番はほとんど無くて済んでいます。
 http://www.lovesummertrue.com/touchmousepointer/ja-jp/
 http://ameblo.jp/ko-chikun/entry-12005616756.html

Windows 10 で使っていると、新規アプリを立ち上げようとしても
なかなか起動せず、何度もスタート画面をタップすることがあります。
メモリが 2GB では厳しいのでしょうか?


とはいえ、Windows の優秀な文書入力環境を使うにあたって、
このサイズ感、一体化してクラムシェルとして運用できる安心感、
microUSB 給電も含めた軽量さ、そして価格など、とても優秀と感じます。
以前に長く愛用した VAIO X に匹敵する、素晴らしい Windows PC だと思います。
 http://rey.blog.so-net.ne.jp/archive/c40379010-1

私の用途で一番の弱点は、携帯電話網 (WWAN) に対応していないことでしょうか。
とりあえず、スマートフォン (Galaxy S6 edge SC-04G) で
Bluetooth テザリングをして凌いでいますが、電源管理が面倒ですし、
Windows 10 の bluetooth 接続操作は Wifi に比べて煩雑に過ぎます。
次期モデルでは、LTE 対応モデルもラインナップされることを切に希望します。

docomo Galaxy S6 edge SC-04G + Gear VR Innovator Edition for S6 [Linux/Android]

ドコモのスマートフォン Galaxy S6 edge SC-04G と、
対応した Samsung の Gear VR Innovator Edition for S6 を入手しました。
2015年5月24日にヨドバシカメラの店頭で購入。
https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/sc04g/index.html
http://www.samsung.com/jp/product/SM-R321/

MEDIAS W が購入後 2年を超えて
月々の支払い額が増えて (戻って) しまったこと、
さすがに Android 4.1 ではサポートが不安になってきたこともあって
後継機を探しました。
しかし、当時最新の Android 5.x を搭載した機種では、
私が片手で操作できるスマートフォンは既に絶滅。
仕方なく両手操作のファブレットを考慮に入れた結果、
VR-HMD (バーチャルリアリティ用のヘッドマウントディスプレイ)
の Gear VR の周辺機器を兼ねて、Galaxy S6 edge を選択しました。
# より安い Galaxy S6 ではないのは、あちらは更に巨大だからです。

MEDIAS W との比較になりますが、Galaxy S6 edge は
性能的には申し分ありません。
重い処理をすると裏面が結構熱くなることが気がかりですが、
持てないとか充電が中断されるということはありません。
電池が交換不可能な内蔵型になったので、
旅行には別体のモバイルバッテリーが欠かせません。
この点は、嬉しくない点です。

microSDXC などのメモリカードも使えませんが、
USB OTG で USB マスストレージが使えるので、
そうした機器を持ち歩けば外部とのやりとり自体は可能です。
むしろ、紛失・盗難時にデータが漏れる経路を減らせるという点では
メリットとも言えます。

あと、両手操作とは書きましたが、
さすがに混雑した電車の中では両手で使う訳にもいかないので、
Pushring を貼り付けています。
 http://www.pocketgames.jp/item_detail/itemCode,56205/
これは割と安心感があるのですが、
上端には指が届かないのでどうしても両手操作は必要なのと、
貼り付け位置によっては Gear VR がうまく使えないので注意が必要です。


本題とも言える Gear VR Innovator edition ですが、
非常にお手軽に品質の高い VR 体験ができるのが嬉しいところです。
Oculus Rift DK2 は、PC 側のハードウェア・ソフトウェアの準備が
とても面倒であまり使わなくなってしまいましたが、
Gear VR はほぼ匹敵する体験を (ヘッドトラッキング機能はありませんが)、
自分で苦労することなくできてしまいます。
特に、VR 空間でビデオを楽しむという使い方には、とても適しています。
ただし、夏に冷房のないところで使うと、早々にレンズが曇ってしまい
涼しい時期でないと楽しみづらいのが欠点ではあります。

面白いのは、Innovator edition であるためか、
購入時に同意書へのサインを要求される点です。
web 上で同意するシステムとなっており、そのため
店頭在庫があるにも関わらず、店頭にてスマートフォンから購入手続きし、
その場で在庫を手渡されるという珍しい経験ができました。

Blackberry Passport [QNX/BlackBerryOS]

暫く前になりますが、Blackberry Passport を入手しました。
 http://us.blackberry.com/smartphones/blackberry-passport/specifications.html
2015年2月15日に Amazon.com (US) で発注して、同20日に受け取り。
本体 499 USD + Shipping & Handling 18.65 USD
+ Import fees deposit 41.49 USD の計 560.13 USD で DHL で発送され、
その後 4月8日に 18.56  USD の refund 通知がありました。
 http://www.amazon.com/dp/B00NET0PVI/ref=tnp_emaildp_1

Blackberry Passport は、OS として Blackberry 10 (QNX ベース) を搭載する、
正方形の大型ディスプレイを特徴とするスマートフォンです。
横幅が 90mm もあるため必然的に両手持ちで使うことになりますが、
反面、縦は 128mm と小さく、その状態で
画面の一番上まで親指が届くのが使いやすいと感じます。
また、縦が短いので、名前の通りパスポートのようにポケットに収まるのも
最近のスマートフォンにはない美点です。

また、Blackberry お得意のハードウェアキーボードを装備し、
かつ記号キーはソフトウェアキーボードと併用する
割り切ったハイブリッド設計がされています
(Touch-enabled 3-row Blackberry Keyboard)。
個人的には、こうした親指キーボードであれば、
Blackberry Q5 のようにシフト状態 (Fn キー) を駆使して
ハードウェアキーボードで記号入力するよりも、
Blackberry Passport のソフトウェアキーボード併用の方が楽に感じます。
ただし、日本語変換は意外とおバカで、
ハードウェアキーボードだからといって日本語入力まで快適とは
期待しないほうが良いです。

このハードウェアキーボードは、
その全面がタッチパッドになっているのも特徴で、
キーの上をなぞることでカーソル移動や画面スクロールが出来ます。
これは結構便利で、特に画面をスワイプする指が
画面自体を隠してしまう問題が解消されるのが良いと感じます。

Blackberry Passport は、意外にも多くの周波数帯をサポートしていて、
海外に出かける時にも重宝します (iPhone には負けますが)。
日本で言えばドコモの旧 FOMA プラスエリア (WCDMA バンドVI) に対応し、
また、7月頃からはいわゆる「技適マークの電磁的表示」も行われるようになって
(国際ローミングではない) 国内キャリアの SIM も使えるようになったので、
ドコモ網での利用では田舎を含めて不自由を感じなくなりました。
 http://twilog.org/rey_k/search?word=passport&ao=a

Blackberry 10(.3) は、Blackberry 10 専用アプリに加えて
Android アプリを動かすことが可能で、それによって
Blackberry 10 アプリの少なさが補われています。
標準では Amazon のアプリストアが用意されるとともに、
最初から 500円分のポイントが付与されていましたが、
残念ながら私が必要とするアプリは数個しか登録されていませんでした。
そのため、別途 SNAP をインストールして、通常の Google Play から
アプリをインストールして活用しています。
ただし、
  ・Google Play Services との連携 (例: Google Play Music でのログイン)
  ・複数のインストールパッケージに分割されたもの (例: Octave Main Package)
  ・システムの深い機能を使うアプリ (例: ATOK)
  ・Android のバージョンなど要件の厳しいもの (例: Microsoft Excel)
などは使えないので、ユースケースは結構考えないといけません。
今のところ、私は以下のようなアプリに落ち着きました。
(Blackberry 専用ソフト: Blackberry World でインストール)
・Hub Browser
・Ponta
・ReadItNow!
・Team Viewer
(Android 用ソフト1:Amazon Apps でインストール)
・Amazon Kindle
・Wolfram Alpha
(Android 用ソフト2: SNAP でインストール)
・Twicca
・EBPocket
・Outlook
・Ustream
・認証システム (Google)
・QRコードスキャナー (Zxing)


Android アプリの利用に若干の制約があったり、日本語入力が弱いのは欠点ですが、
正方形画面の見やすさ、必要十分な応答速度、OS の UX の小気味よさなど、
使っていて気持ちの良い端末だと感じます。

ドコモ ケータイ補償 お届けサービス [スマートデバイスを取り巻く環境]

うちの MEDIAS W N-05E が、3台目になりました。

最初、SIM ロックの解除にドコモショップへ行ったところ、
SIM カードスロットのプラスチックの持ち手が欠けていて
そのままでは作業できないと断られたので、
修理の最低金額と変わらないケータイ補償お届けサービスで
2台目に交換されたのが 2013年6月。
新品が来ました。

2015年2月2日に製品アップデートの FOTA を適用したところ、
見事に失敗して起動しなくなりました。いわゆる文鎮化。
 https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product_update/list/n05e/
こちらは無償修理の対象ではありますが、修理に時間が必要なこと、
どうせプチフリーズの症状もあったので新品交換の方が
嬉しいという事情もあり、再度ケータイ補償お届けサービスを適用。
3台目に交換されました。
こちらも新品のようですが、製造年月が 2013/3 (1,2台目)→2013/7 (3台目) に
少し新しくなっていました。

ちなみに、このサービスで交換を申し込むと、
先に行った SIM ロック解除状態はそのまま反映されてきました。
再度ロック解除する手間と費用が不要なのは助かります。

その後、同サービスの価格が上がったのは残念ですが、
それでも、携帯電話端末が高額化している昨今
こうした補償・保険自体はとても有用だと感じています。
 https://www.nttdocomo.co.jp/support/benefit/premier/service/delivery/
ケースに入れておっかなびっくり使うよりも、気が楽ですし。

Lumia 2520 で Kindle Cloud Reader [Windows RT]

先日、Lumia 2520 では電子書籍に Kinoppy を使っていると書きました。その時点では日本語書籍に対応した Kindle アプリが提供されていなかったことが理由なのですが、その後、web ブラウザ上でダウンロード・閲覧まで可能な Kindle Cloud Reader が公開されました。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140919_667600.html

実際に Lumia 2520 の Internet Explorer 11 で使ってみました。ブラウザのズームを普段 400% にしていると、画面がはみ出して操作できないので、一時的に 100% に戻しています。

確かに Kindle 本をオンラインで閲覧したり、ダウンロードしておくこともできます。でも、Android や iOS の Kindle アプリや、Windows ストア版 Kinoppy アプリと比べて、使い続けるのは厳しい印象を受けました。
(a) 書影の拡大ができないようです。Lumia 2520 は 10インチクラスの小型画面な
ので、ここに全面を表示すると、紙のコミックスと比べてもかなり縮小された状態になります。もちろん解像度は高いのですが、老眼の私には文字が読めません。
(b) 本体を縦持ちすると、それに合わせて縦画面になりますが、その時も (横画面時と同じく) 見開き表示のままです。つまり、狭い横幅に合わせて見開き縮小表示されるので、とんでもなく小さな書影しか得られません。見開き表示を止めて、単一画面表示にすることもできないようです。
(c) 先に書いたようにブラウザのズーム比率を高めると (例: 400%)、それなりに大きくは表示されますが、表示移動すらできません。
(d) 現状で読むことができるのは、漫画や雑誌のような画像表示式の Kindle 本だけのようです。言い換えると、「しおりを付けられない」「Kindel Free 3G でダウンロードできない」本とも言えます。

Lumia 2520 (Windows RT 8.1 update + Internet Explorer 11) 以外のブラウザ環境だと、もしかすると拡大などできるのかも知れませんが、そこまで確認はしていません。とりあえず、現状 Kindle Cloud Reader は、大型ディスプレイ (30インチとか) を近距離で使って、拡大やスクロール無しにページめくりだけで読み進めていく用途に特化しているように感じました。私は当面、Kinoppy を主軸にする状況は変わらないようです。


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