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Black n' Red A7 Pocketbook [bluetooth]

Nokia デジタルペン SU-1B には、Anoto の技術が使われています。
この技術で特徴的なのは用紙で、例えば以下の記事において
特徴や問題点が論じられています。
  「デジアナ空間分譲地ビジネス」は離陸するか?
  http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0412/27/news028.html
これは一年以上前の記事ですが、その後状況が好転したとも思えないので、
今でも十分に通用する内容だと思います。

さて、SU-1B を買うと、Esselte のノート (A5 と B7) が
一冊づつ付属しています。
これらは、どちらも上記の記事で言うところの
「各ページはそれぞれ全く違うAnotoパターンが採用されている」
タイプのノートで、一冊のノートの中であれば、複数のページを
行き来しながら書き込んでも混同されない点が、非常に便利です。
この特徴は、ページめくりを手動で通知しなければならない
CrossPad などと比べて、非常に優れている点だと思います。

これに対して、上記の記事で言うところの
「おのおのが同じそれぞれ1種類のAnotoパターンを使い回ししている」
に相当するノートもあります。
それが、Black n' Red A7 Pocketbook です。
  http://www.everythingpen-shop.com/acatalog/A6___A7_Notepads.html

この Pocketbook では、ページを変える毎に
必ず「New Message」をチェックしないと、
前のページに書いた内容がそのまま残って混じってしまいます。
もちろん、一度別のページで「New Message」すると、
元のページに戻ってもその内容は残っていません。
この Pocketbook を他のノートと交互に使っていると、
使用感の違いに混乱しがちで、注意が必要です。
私自身は、この Pocketbook はほとんど使わなくなってしまいました。

もっともこの Pocketbook は、
他のリング綴じされたノートとは異なる「のり綴じ」なので、
書いたメモを bluetooth 転送すると同時に一枚切り離して
誰かに渡したりすることが簡単にできます。
そうした用途を想定した仕様になっているのかも知れません。
そうだとすると、Post-it Notes for Digital Pens from 3M
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0203/pda12.htm
(これは Logitech io 用なので、SU-1B では使えないと思う)
のような付箋紙形態の方が、真価を発揮しそうな使い方です。

ちなみに、Oxford の B7 TinyPad
  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/24272.html  
は、先の Esselte の B7 ノートと同じ使い勝手なので、
私は現在これを使っています。
既に新製品である M3 シリーズに代替わりした模様なので、
現在入手可能な物は確認できていませんが。


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