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第71回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

既に昨年になってしまいましたが、2006年12月16日(土曜日) に開催した
恒例の「スマートデバイス寄り合い」
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です。
今回の参加者は 10名で、うち初参加が 2名、2回目の方が 1名、
また数年ぶりに参加いただいた方も 1名いらっしゃいました。

(1) Nokia 製スマートフォン

(1.1) E61 (ノキアジャパン)

この blog を書いている時点では発売済みですが、
寄り合いの時点では発表だけだった E61 日本語版
  http://www.nokia.co.jp/phones/e61/ap1.shtml
が話題沸騰。
東京・八重洲のノキアストアに予約を入れたという話や、
海外版の使い勝手など、注目を浴びていました。
メーカーの日本法人から、正式な日本語版が出ることは、
保証やアフターサービスの面で歓迎という意見が多くありました。

(1.2) 705NK (ソフトバンクモバイル)

E61 と同時期に発表されたので、いつ出てくるのかの予想が
最大の話題になっていた SoftBank 705NK.
  http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/705nk/
残念ながら 2006年内には発売されなかったようですが、
ダブルネームになっている Nokia N73
  http://www.nokia.com/nseries/index.html?loc=inside,main_n73
は既に海外では販売されていて、
当日はそちらをお持ちの方がいらっしゃいました。
Nokia N series はマルチメディアコンピュータを
うたっていて、それに違わず動画の再生はとても綺麗でした。

(2) Sony Ericsson 製スマートフォン

世間の普及率 (といっても日本国内でのシェアではないです)
と比べて、ソニエリ端末の台数が多いのが面白かったです。
特に、ハイエンドスマートフォンである P990i がたくさん揃ったので、
P シリーズの特徴である flip close の便利さと、
対するノキアが S60 で追求しているワンハンドオペレーションとの
ユーザインタフェース比較論などが行われていました。

(3) Windows Mobile 搭載スマートフォン / Windows CE 端末

(3.1) W-ZERO3[es] (Willcom)

私が電車の中で一番見かけるスマートフォンの W-ZERO3[es].
  http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/007sh/index.html
ユーザの間で、時々動作が止まったように遅くなるという話が出ていました。
ちょっと内容を理解できなかったのですが、フリーズする訳ではなく
単に遅くなっているのだそうですが。

(3.2) X01HT (ソフトバンクモバイル)

ソフトバンクモバイルの web サイトでは「スマートフォン」と
新カテゴリを作って大々的に売り出されていて、
世間的にも注目度が高いと思われる X01HT.
  http://mb.softbank.jp/mb/product/X/index.html
なぜかこの寄り合いでは注目する人が少なかったのか、
たぶん初めての登場でした。
実機を手にすると、予想以上に小さいことに驚きました。
また、ソフトバンクの新しい料金モデルにより、
ベースモデルを共用する DoCoMo hTc Z
  http://www.docomo.biz/html/product/htcz/?_cA=rnavi
と比べて、購入価格の安さに驚かされたのですが、
それについての是非などの意見も出ていました。

(3.3) MDA Pro (独 T-mobile)

国内販売されている訳ではありませんが、UMTS に対応した
クラムシェル型のスマートフォンです。
  http://www.t-mobile-businessworld.nl/ek_nl/3_ek_pro09k3y/
大きさは Linux Zaurus くらいで、携帯電話機としてみると大柄です。
詳細は聞かなかったのですが、海外端末らしく
「ROMを焼く」といった楽しみ方もあるのだそうです。

(3.4) netBook Pro 日本語版 (Psion Teklogix)

一時期の寄り合いでは、Psion 5mx と同じ EPOC OS を搭載する
Series 7 や netBook が何台も並ぶ珍しい風景が見られたのですが、
最近はこうした大型ハンドヘルドは、ノート PC の小型軽量化に押されてか
ほとんど見られなくなっていました。
この netBook Pro
  http://www.psionteklogix.com/assets/downloadable/NETBOOK_PRO_A4.pdf
は、netBook
  http://www001.upp.so-net.ne.jp/rey/netbook.html
の後継機で、Psion 製品なのに Windows CE .NET を採用した点が特徴です。
Psion 社がコンシューマ向けデバイスから撤退して久しいですが、
netBook などのシリーズはもともと業務用で、Psion グループ内で
業務分野を担当する Psion Teklogix 社の製品です。
暫く前から、日本語版が秋葉原のモバイルプラザで格安で販売されていましたが、
寄り合いには初めての登場だったと思います。
  http://www.mobileplaza.co.jp/online/pdapc/pda/index.htm
実際に触ってみると、ゴムの表面の手触りが良いことが印象的です。
また、拡張性の高さも印象的で、CFも普通のスロット式なので
(netBook のようなトレイ式では無い) 通信カードがいろいろ使えそうです。

(5) 5mx (Psion)

netBook Pro と並んで、久しぶりに Psion 5mx
  http://www.enfour.co.jp/psion/index.html
が机の上に並びました。
しかしこの 5mx は、ディスプレイ表示ができなくなってしまったそうで、
典型的な 5mx の弱点である、フレキシブルケーブル (フレキ) 損傷の症状でした。
もしかすると国内販売元のエヌフォー社に頼めば
修理してくれるかも知れませんが (未確認)、
とりあえず以前に共同購入したフレキの残りがあるので
それでユーザによる修理をしてみることになりました。

Psion に限らず、こうした古い機種やマイナー機種では、
ユーザによる互助が行われている場合があるので、
困った場合には誰かに相談してみると良いかもしれません。

(6) 海外携帯電話端末の国内持ち込みと電波法関連告示

前回の寄り合いで話題になった、海外からの持ち込み端末について、
「電波関連公示集」を入手できたので皆さんに見ていただきました。
詳しくは別のエントリにします。

(7) スマートデバイスの楽しみ方いろいろ

ソニーやノキアなど、特定のメーカに拘って楽しんでいらっしゃる方の
話があり、移り気な私には一つの見識として興味深かったです。

(8) その他

出来たてホヤホヤの M-FEP 最新版の実演とか、
Symbian signed の話とか、デジタルペン Nokia SU-1B の
次バージョンには誰か手を出さないのか? とか、
SBM や新キャリアの話とか、最近流れている次期コミュニケータの噂から
Series 80 はどうなるの? とか、Psionfan ドメインを復活したいとか、
様々な話がありました。
また今回は初参加や久しぶりに参加の方々が多かったので、
久しぶりに自己紹介や近況報告も行いました。

以上です。次回は 1月27日(土曜日) の予定です。


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第70回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

11月25日(土曜日) に開催した、恒例の「スマートデバイス寄り合い」
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です。報告が遅くなってごめんなさい。

飛び石連休の中日で、参加者の急減を心配していましたが、
実際には 8名のご参加をいただきました。
初参加の方は居ませんでしたが、2回目の方が 1人いらっしゃいました。

(1) Sony Ericsson W950i

ウォークマンの名を冠し、M600i とほぼ同じ筐体と
UIQ3 (SymbianOS9) プラットフォームを採用する携帯電話機です。
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=gb&lc=en&ver=4000&template=pip1&zone=pp&pid=10391
寄り合いには初登場でした。
M600i との大きな違いとして、シーソー式変則フルキーボードではなく、
通常の 10キーパッド (しかもキーの出っ張り無し) が採用されています。
電源投入時の動きが派手で、ソニーらしい上手い演出を感じました。
ただ、ヘッドフォン端子が通常の 3.5mm ミニジャックでないのは
残念に感じました (M600i と同様の Sony Ericsson 共通多極端子)。
せっかくのウォークマンブランドなのですから、いろいろヘッドフォンを
取り替えて音楽を楽しみたいのですが。

(2) Nokia E61

RIM BlackBerry や Palm Treo 対抗と思われる、
QWERTY サムキーボードを搭載してメッセージング機能を前面に出した
携帯電話機です。
  http://europe.nokia.com/phones/e61
寄り合いには、以前にモックアップを持っていらした方がいましたが、
実機は初登場だったかも知れません。
私も始めて触らせていただきましたが、他の Nokia E シリーズに比べて
質量は重めの筈なのに、広い面積で薄型に作られているせいか
意外に軽く感じました。
片手操作はやや辛そうですが、男性がシャツのポケットに入れるのに
ちょうど良い形だと思います。

この機種は以前、旧ボーダフォンが法人向けに投入するというニュースが流れて
それきりになっていましたが、この寄り合いの後にノキアジャパンが
年内に発売する旨の発表がありました。
旧ボーダフォンブランドの Nokia 端末は、
プラットフォームが S60 3rd Edition になった 804NK では
Symbian signed 未取得の SymbianOS アプリケーションがインストールできず、
事実上ユーザによる C++ 開発の道が閉ざされていたので、
メーカーブランド機の登場は朗報だと思います。

(3) Nokia 770 Internet Tablet

Nokia 製なのに携帯電話網に接続できない、
携帯電話の周辺機器として使われることを想定した
Linux 搭載のインターネットタブレットです。
  http://europe.nokia.com/770
寄り合い開催の暫く前に、新ファームウェアが公開されました。
しかし、それに更新すると表示が崩れるという現象があり、
寄り合いの場で比較が行われました。
もう一台では特に表示は崩れず、詳しくは分からず終いでした。

(4) UIQ3 の日本語化が活発化

(4.1) M-FEP3

どんどん進化を続けています。作者のま〜さんによる近況紹介など。
Developer certificate (DevCert) の発行要件が変わって、
動作に必要な capability の取得に ACS publisher ID (有償) が
不要になったことで、βテストが公開になったことが、
好い影響を及ぼしているようです。

最新情報は、ま〜さんの DIGIらいふ分室(仮) へ。
  http://gawen.hp.infoseek.co.jp/digilife/

(4.2) Psiloc Crystal Localization Japanese for UIQ3

Series80 や S60 の日本語化でお馴染みの Psiloc が
UIQ3 版の日本語ローカライザーを発売しました。
  http://shop.psiloc.com/en/Application,262268,Psiloc+Crystal+Japanese
ただ、実際に触らせていただいたところ、日本語入力関係で
変なところが結構あります (動詞+活用語尾ならば送り仮名が入力されるが、
名詞+助詞の場合は名詞が候補にすら出てこないなど、動作が S80 とも異なる)。
今後の改善を期待したいですが、従来 S80 では日本のユーザからの
フィードバックがちゃんと反映されたとは言いがたいので、
そうした状況から改善されることを望む声が多く出ました。

(5) Sony Ericsson による UIQ 買収

Sony Ericsson が UIQ を買収したことについて、話題になっていました。
  http://www.allaboutsymbian.com/news/item/4509_BREAKING_NEWS_Sony_Ericsson_to.php
これまでの経緯を考えると、元の鞘に納まったということに近いので
買収自体は好意的に捉える人が多かったですが、
ハードウェア部門と OS 部門の分離が UIQ の停滞を招いたとの批判もありました。
また、UIQ はこれまでも Motorola や Benq など
複数ベンダの機種に搭載されてきましたが、
最右翼ハードウェアベンダに取り込まれたことで、他のベンダ、
とりわけ DoCoMo M1000 を譲するモトローラの今後を
気にする声が多かったです。

(6) 海外携帯電話端末と電波法

これまで寄り合いや、海外携帯電話を扱う blog コミュニティなどにおいては、
海外携帯電話機を日本国内で合法的に使う方法として、
海外キャリアの SIM カードを挿してインバウンドローミングで使う方法が
語られていました。
ところが、この法的根拠・契約を明示した資料がほとんど無く、
本当にそれで良いのか、あるいは他に方法が無いのかが
不明瞭な部分もありました。
これに対して、法的側面だけを見ると、海外キャリアを介さなくても
国内キャリアの SIM で持ち込み端末を合法的に使えるのではないか? という
問題提起がされました。
とりあえず判っている情報は、以下の 2点。
 ・2003年に意見募集がされた
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030214_4.html
 ・集まった意見が公開された
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030411_2.html
 ・この結果を受けて、持ち込み端末に関する総務省告示が改正された筈?
今後、興味を持つ人たちで該当告示などを調査する予定です。

(7) 電子読書

iRex iLiad をネタに、電子読書の話など。
PDA や携帯電話は「小さいことは良いことだ」の方向で進んでいるが、
読書に限って言えばある程度の大きさも欲しい。
また、バックライト搭載機種は、通常使用では見やすくてよいものの、
寝床で読書をするには眩し過ぎるという意見もありました。
その他、ソニー LIBRIE や Sony Reader の紹介、必要解像度の話、
iLiad SDK 登場、本のバラし方など。
  http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/
  http://www.learningcenter.sony.us/assets/itpd/reader/
  http://hon.jp/news/1.0/0/802/
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0714/config114.htm

(8) 集合した機械

今回は集合写真はありませんが、相変わらず多種多様な機種が集まりました。
8人居るのに 2台以上重なりのある機種が Sony Ericsson P990i と
Nokia 770 だけというのは、特定機種に拘らない寄り合いの性格を
象徴していたような気がします。

次回は、12月16日(土) の予定です。
一応忘年会を兼ねますが、特別企画は用意されていません。
年末を避けて、普段より早めの日程になっているのでご注意ください。


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第69回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

10月28日(土曜日) に開催した、恒例の「スマートデバイス寄り合い」
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です。

今回の参加者は 11名で、うち 1名が初参加、1名が数年ぶりの
御参加となりました。

(1) Treo 750v

Palmのスマートフォン Treo ライン初の UMTS (W-CDMA) 対応機種です。
ただし、PalmOS ではなく、Windows Mobile 5 を搭載。
  http://euro.palm.com/uk/en/products/treo750v/index.html
数日前に購入されたばかりのものを持っていらっしゃったそうで、
寄り合いの最中に日本語化が完了したとのことです (笑)
私も触らせていただいたのですが、コンパクトな筐体にキーの配置が巧みで、
また背面が Psion series5 のようにゴム(?) コーティングされており
とても使いやすそうでした。
また、日本語化の際に ATOK を使い、予測変換入力ができるのが良いですね。

(2) T-Mobile MDA Pro

こちらも UMTS 対応の Windows Mobile 5 搭載スマートフォンです。
  http://www.t-mobile-businessworld.nl/ek_nl/3_ek_pro09k3y/
大きめの筐体に VGA 液晶、2軸ヒンジ、大きめのキートップなど、
Linux Zaurus を彷彿とさせる機種でした。
ドイツの携帯電話キャリア T-mobile の製品なので
キーボードの印字は QWERTZ でしたが、
ROM イメージを入れ替えたそうで表示は英語でした。

(3) Softbank X01HT

ソフトバンクの新製品で、やはり Windows Mobile 5 を搭載した
スマートフォン (製造は HTC) です。
  http://mb.softbank.jp/mb/product/X/
W-ZERO3 と同様にフルキーボードがスライドして出てくる形状ですが、
実際に使わせていただくと、出し入れがカッチリしていたりして、
印象がずいぶん違いました。
どちらもインセンティブモデルで売られている機種なので
価格帯を直接比較することはできないのですが、
よりコストが掛けられている印象を受けました。

(4) Nokia N73, Vodafone 804NK

どちらも Nokia が製造する、Series60 3rd edition 搭載スマートフォンです。
  http://www.nokia.com/nseries/index.html#product,n73
  http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/model/vodafone_804nk/
N73 は、ソフトバンクが 705NK として販売するとアナウンスされていますが、
804NK において Symbian signed の無いアプリケーションの
インストールを制限した経緯があり、自分で開発するには大きな障壁となっており、
今度も同様になるのではないかと危惧する声が上がっていました。
反面、その小型な形状やデザインから、日本語化されて発売されたら
ぜひ買いたいという人も何人かいました。

(5) Sony Ericsson P990i & M600i

今回、同一機種で一番たくさん揃ったのが、P990i と M600i でしょうか (3台づつ)。
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=hk&lc=en&ver=4000&template=pp1_loader&php=php1_10336&zone=pp&lm=pp1&pid=10336
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=hk&lc=en&ver=4000&template=pp1_loader&php=php1_10385&zone=pp&lm=pp1&pid=10385
どちらも UIQ3 を搭載したスマートフォンです。
動画表示 (先日の MNP 開始の際にテレビ放映された某氏の香港インタビュー映像) とか、
新しくなって更に使いやすくなった KKJConv とか、同じ OS を搭載しているこの二機種は
開発の観点からみると実はかなり別物になっているという話も。
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/20061029#1162099860

(6) M-FEP

既に開発されているま〜さんのところでクローズドテストが始まっており、
開発状況の解説とか、今後の方針とか、開発関係の情報交換とかが行われていました。
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/20061021#1161442770
今一番のネックになっているのは Capability による制約のようで、
いろいろ対応策を考えていらっしゃるようです。
また、個人では Manufacture signed を取得できないという話から、
株式会社と NPO の違いや立ち上げ方法指南、海外起業の話まで。

あと、日本語訳されたドキュメントが、Sony Ericsson の
開発者向けサイトに幾つかあるそうです。
開発用というよりもプレゼン用に見えるが、割と使えるとのことです。

(7) SIM の互換性問題

海外キャリアの SIM を使っていると、場合によっては
端末との相性があるという体験談。
自分の端末が、使いたい SIM でうまく使えないというのは
悲しいものがあるようです。

(8) bluetooth

Jabra の新しい bluetooth ヘッドフォン (ごめんなさい型番忘れました) が、
A2DP 対応で音質も良く、評判になっていました。
ただ私には、耳元で青色 LED が明るく点滅するのが気になりました。
その他、A2DP で音がプチプチ途切れる現象の相談とか (結論出ず)、
最後に次回のカレンダエントリーを bluetooth で配布したりとか。

(9) その他

今回は初登場の端末が多かったので、久しぶりに集合写真を撮りました。
そのうちに、ピードラさんのサイトで公開されると思うので、期待しています。

また、その場面を見て、国内で通話・通信に利用できる電話機が
多くを占めたことに驚きの声があがりました。
これは、国内で NTT DoCoMo とソフトバンクが W-CDMA 方式を採用したことと、
海外でもスマートフォンが徐々に W-CDMA 方式に対応しつつあることの成果だと思います。
こうした反面、現状では多くの端末は海外キャリアの SIM を使っての
インバウンドローミング利用を余儀なくされており、また bluetooth や無線 LAN などの
付属機能もグレーゾーンに放置されているのが現状です。
これらが早期に国内キャリアの SIM で合法的に使えるようになることを望みます。

次回は、11月25日(土) の予定です。


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第68回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

9月30日(土曜日) に開催した、恒例の「スマートデバイス寄り合い」
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です。報告が遅くなってしまい申し訳ありません。

今回は、10名の御参加をいただきました。
最近はだいたいこのくらいで推移しています。

(1) Softbank X01HT (話だけ)

寄り合いの時点ではまだ実機が出ていた訳では無いのですが、
発表されたばかりの X01HT の話題で盛り上がりました。
機種自体の話題だけでなく、Softbank が提供予定の
料金体系についても話が出ていました。
何にせよ、欲しいと思う方は結構いらっしゃったようです。

(2) Nokia N73, N80, N95, E61,...

Softbank からは 705NK が発表されましたが、ベース機である N73 などが登場。
実機を見ると、かなり小さいのが印象的でした。
筐体の割に画面の占める大きさが大きいので、
画面は非常に見やすく感じました。
また、MIDP の某ゲームがサクサク動いていました。
その他、実機をお持ちの方は居ませんでしたが、
N80 や N95 などの話題も (←N series も種類が多くなったので
近藤が機種名を勘違いしているかも知れません...)。

あと E61 について、Softbank から本当に出るのか? とか、
法人専用モデルならば 1円起業しようとか、
ともあれちゃんとした日本語版が欲しいという意見も。

ところで、Softbank 3G のページに 705NK が
紹介されていない気がするのは気のせいでしょうか? ^^;
  http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/index.html

(3) Sony Ericsson P990i

複数台が登場。
mobipocket reader で辞書が軽快に動いていました。
フルキーボードとジョグダイヤルの両方を持っているのが効いています。
また、web アクセスも快適ですね。
  http://www.mobipocket.com/en/HomePage/default.asp
  http://gogosmartphone.main.jp/blog/archives/2006/09/mobipocket_read.html

ちなみに、辞書ファイルを bluetooth で分けていただいたのですが、
香港版 Nokia9300 に標準搭載の mobipocket reader では
バージョンが古すぎて表示できませんでした (残念)。

(4) Sony Ericsson M600i

ファームウェアのバージョンアップが何度かあり、
その結果最近はかなり安定してきたそうです。
海外に送らなくても自分でバージョンアップできるのが良いですね。
  http://gogosmartphone.main.jp/blog/archives/m600/index.html

(5) M-FEP

ま〜さんが、開発中の日本語入力 FEP について現状を解説。
その後の状況は、ご自身のサイトで詳しく紹介されています。
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/
また、CW (モールス符号) 入力についての話題など、
怪しげなことについても盛り上がりました。

(6) 電波法についての恨みつらみ

海外携帯電話端末を使う上で、電波法の制約をクリアするための
一番確実な方法は、海外の (プリペイド) SIM を使って
国際ローミングしてで使うことなのですが、
これを実践していることでパケット代がかさむなどの不満がいろいろ。
実際には、インバウンドローミング中でも
国内キャリアと通信していることに替わりは無いので、
少なくとも国際的に認証されている端末については
国内キャリア SIM での利用が法的に担保されることを望みます。

(7) Symbian セキュリティ本

発売されたばかりの「Symbian OS プラットフォームセキュリティ」
ですが、Symbian sighed (認証) に関する Symbian の思想が
詳しく解説されているため、なかなか好評でした。
  http://blog.so-net.ne.jp/rey/2006-09-13

(8) Mac ユーザが増加?

最近寄り合い参加者の中で Mac ユーザが増加傾向にあるようです。
そもそも、寄り合いにいらっしゃる方には
「みんなが使っている機械じゃなければ嫌」という抵抗が少ないので、
Mac にも気軽に手を出してしまうという説もありました。

(9) その他

デジカメ購入相談とか、写植では満足できずに
自分で活字を揃えて(!) 名刺印刷とか。
更に、たまたま横にいらっしゃった歌手の朝倉美沙さんによる
ミニライブとかサイン会とか。
寄り合い参加者が誰も au の携帯を持っていなくて
朝倉さんの着メロをダウンロードできないというハプニングも...
  http://misanoheya.exblog.jp/

次回は、10月28日(土) の予定です。


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第67回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

8月26日(土曜日) に開催した、恒例の
「スマートデバイス寄り合い」の参加報告です。
最初、参加表明される方が少なくて心配されましたが、
結局 9名と盛況になりました。

(1) Sony Ericsson P990i と M600i

今回の目玉は、ま〜さんが買われたばかりの Sony Ericsson P990i でしょうか。
アナウンスからずいぶん経ったとはいえ、本格出荷が始まったばかりで、
未だ日本にはあまり入ってきていないようです。
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=gb&lc=en&ver=4000&template=pm1_1&zone=pm&mcid=58
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/searchdiary?word=%2a%5bP990%5d
今回から本体側に装備されたサムキーボードの使いやすさや、
OpenGL のリアルタイムレンダリングがスムーズに動くパワーなどに
注目が集まっていました。
一方で、新たに GUI に導入された視覚効果が凝り過ぎで
軽快な動作をスポイルしている点や、GUI の直感性に
難がある点など、改良して欲しい点も幾つか挙がりました。
また、先の視覚効果や、バックキーに対する動作など、
同じ UIQ3 を搭載する M600i とは細かな挙動が異なっていて、
UI モデルの違いを感じさせてくれます。

会場では、同じ UIQ を使った DoCoMo M1000 や
Sony Ericsson P800 も並び、使い方やカスタマイズ、
更には開発まで話の花が咲きました。

(2) Vodafone 804NK

先日発売されたので、持ってくる方がたくさんいらっしゃるかと
予想していたのですが、意外にも 1台だけでした。
品薄らしいことと、702NKII を持っている人だと
前回購入からの期間がやや短いということもあるようです。

それ以上に話題になったのは、Symbian signed 以上の署名が無いと
アプリケーションが起動できないという件。
他の海外 S60 3rd Edition 機と比較してみると、
確かに 804NK では、App.Mgr. の
Software installation を "All"にするオプションが欠けています。
開発者が、自分で作ったアプリを基本的にインストールできない訳で
非常に高い障壁になっています。
開発者以外の人にとっては、必要なアプリが Symbian signed を取得するのを
待つという選択肢があります。
  http://mobilephonedevelopment.com/archives/240

(3) iRex iLiad

私の iLiad を持って行ったのですが、一部の方にご好評いただきました。
  http://www.irextechnologies.com/products/iliad
  http://blog.so-net.ne.jp/rey/archive/c20361865
電子ペーパーのことをご存知ない方が多かったのが意外でしたが、
液晶とは特性の異なるデバイスなので、使い方のツボにハマる人と
そうでない人に分かれそうな気がします。

テスト用のファイルを、USB メモリ (FAT32 フォーマット) で
持ってきていただいたところ、あっさりと認識してくれました。
しかし、使っていて時々ハングアップすることがあり、まだ不安定です。
本体デザインには賛否両論あり、特に電源スイッチを
見つけられない人が大多数でした。

次回は、9月30日(土) の予定です。


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第66回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

7月22日(土曜日) に開催した、恒例の
「スマートデバイス寄り合い」の参加報告です。
私は普段の生活の乱れでバテていたので、ほとんど写真だけでごめんなさい。

(1) Sony Ericsson M600i いろいろ

M600i 白黒揃い踏み
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=gb&lc=en&ver=4000&template=pp1_loader&php=php1_10385&zone=pp&lm=pp1&pid=10385

W-CDMA UIQ スマートフォンの元祖、Motorola A920 と並んで
  http://www.mobile-phones-uk.org.uk/motorola-a920.htm

日本の UIQ スマートフォンの雄、M1000 と並んで
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/business_model/m1000/index.html

(2) M600i の上で、日本語入力 KKJConv

コザックさんの KKJConv を、M600i で
動かして見せていただきました。
いわゆる FEP や IM の類ではありませんが、使いやすいです。
  http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html

(3) M1000 向けに登場した、リュードの bluetooth キーボードと松茸

松茸がサクサク動くのに驚きました。
さすが、SymbianOS (というか EPOC OS) の日本語化に初期から取り組んだり
Symbian Press 書籍の翻訳を手がけたりしている、
管理工学研究所の製品だけはあります。
キーボード自体も、Think Outside の Stowaway ほどの
カッチリ感は無いものの、数字キーが独立しているのは良い感じでした。
  http://www.reudo.co.jp/rboardk/rbk-1000bt.html

次回は 8月26日(土) の予定です。


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第65回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

6月17日(土曜日) に開催した、恒例の
「スマートデバイス寄り合い」の参加報告です。
とんでもなく遅くなってしまい、申し訳ありません。

梅雨らしい生憎の雨模様でしたが、9名の御参加をいただきました。

(1) Sony Ericsson M600i

UIQ3 搭載の W-CDMA/GSM スマートフォンで、
非常にスタイリッシュな端末です。
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=gb&lc=en&ver=4000&template=pp1_loader&php=php1_10385&zone=pp&lm=pp1&pid=10385
特徴的な qwerty キーボードは、意外にも打ちやすいものでした。

(2) Nokia 6630 スタンダードバージョン

ようやく発売になったスタンダードバージョンです。
ノキアジャパンが発表してから、何年越しでしたっけ?
それはともかく、日本でちゃんと認可された端末が
SIM lock 無しで販売されたのは、喜ばしいことだと思います。
  http://www.nokia.co.jp/phones/n6630/index.shtml

(3) Nokia Medallion I

なぜかノキアが売っていたファッションアイテムです。
既に古い製品ではありますが、実際に持っている人を見たのは初めてかも。
液晶ディスプレイを搭載し、携帯電話から赤外線で写真を転送して
表示できるという、レトロフューチャーな仕様は今でも新鮮でした。
  http://www.nokia.co.jp/products/medallion1/index.html

(4) Vaio type U

新しく発売された VGN-UX50 をお持ちの方がいらっしゃったので、
旧型 VGN-U70P との比較など。
ここの参加者的には、せっかく内蔵された bluetooth のドライバが
東芝製だったというところに不安が集中していました。
  

(一番左は Nokia 770 Internet Tablet です)

(5) OPL と OPX

SymbianOS 上で使える BASIC ライクな開発環境の OPL が
一部の開発者の間でプチブームに。
OPX という C++ 拡張モジュールも自分で作れるので、
使いではいろいろあります。


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7月の寄り合いは 7月22日(土) [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

このところ余裕が無くて、前回の寄り合いの報告も書けずにいます。
とりあえずご連絡のみ。次回の寄り合いは、7月22日(土)です。


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第64回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

遅くなりましたが、5月27日に開催した
恒例の「スマートデバイス寄り合い」の参加報告です。
今回は参加者が 12名、うち初参加 1名のほか、
数年ぶりにお会いする方も 1名いらっしゃり、
賑やかな会になりました。
今回も私は大遅刻だったので、申し訳ないですが
主な話題は他の参加者の皆さんのご報告をご参照...
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/20060528
と思ったのですが、あまり公開していらっしゃらないのですね ^^;
以下、私の憶えている範囲で。

(1) 久しぶりに自己紹介

参加者も多かったし、初めて/久しぶりの方もいらっしゃったので
自己紹介タイムを設けました。
「今のメインは Symbian じゃ無いんですが...」と
いう方がいらっしゃっても、誰も気にしないどころか
話や取り出された目新しいマシンに話題集中という辺りが、
変わらない寄り合いらしさですね。

(2) MIO

PocketPC 機なのですが、すみません。型番を聞き忘れました。
初めて見たのは、近藤だけではなかったようです。
【2006年6月11日 22:40 追記】
型番は、Mio558 だと教えていただきました↓
  http://www.mio-tech.jp/products/558.html

(3) Nokia 製品とデザイン

Nokia 770 Internet Tablet のデザイン性の話とか、
Vodafone 702NK (Nokia 6630) が女性にうける理由とか。

(4) bluetooth

bluetooth モジュールを使った某開発品のお披露目とか、
Nokia 770 Insernet Tablet は実は
携帯電話以外の機器との bluetooth 連携が弱い話とか、
デジタルペン Nokia SU-1B の実演紹介とか。
あいかわらず寄り合い会場は bluetooth 機器密度が高くて、
場合に寄っては幾つかを off にしないとペアリングもままならないという
現象も出ていました。

(5) プレゼント大会

布留川さんから、御著書をいただきました (注1)。ありがとうございます!
その他、某社ご提供のノベルティのじゃんけん大会や、
参加者提供プレゼントなど。

次回の寄り合いは、6月17日(土) の予定です。
月末ではないので、ご注意ください。

(注1) 今回いただいた布留川さんの御著書は、
   WILLCOM 携帯アプリプログラミングブック
        〜WS003SH/WX310SA/WX310J 対応
   http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1968-2/4-8399-1968-2.shtml
 です。これ、表題からは判りにくいのですが、
 MIDP 2.0 (Java) / C# での開発を初歩から網羅しており、
 携帯電話機 (PHS 含む) の開発初心者に適した書籍だと思います。
 私の持っている端末では、Vodafone 702NK / Nokia 9300 が対応しますが、
 せっかくなので PHS も対応機種に機種変更したくなりました。


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第63回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

遅くなりましたが、恒例の「スマートデバイス寄り合い」の参加報告です。
今回は二次会の一部だけの参加だったので、主な話題は
他の参加者の皆さんのご報告をご参照ください。

  http://d.hatena.ne.jp/Mar/20060422#1145712377
  http://d.hatena.ne.jp/ma_digilife/20060422#1145839197
  http://gogosmartphone.main.jp/blog/archives/2006/04/post_37.html

(1) Nokia 770 Internet Tablet

今回、初めて実機を見ました。
web で見た時にはあまり興味を惹かれなかったのですが、
実際に手にすると、緻密でデザインの良い画面表示や
片手操作を中心としたボタン配置など、なかなか魅力的でした。
このところ、スマートフォンを中心に遊んできましたが、
こちらは電話機を切り離したことで
制約から解放された楽しさがあるという印象を受けました。
また、最新ファームウェアが公開されていて自分で更新できるなど、
Nokia 製でありながら電話機とは違った考え方で
売られているように感じます。

今回見せていただいた実機は、既に IPA フォントによって
日本語表示が可能となっていましたが、
未だ日本語入力はできないとのことでした。

  http://europe.nokia.com/nokia/0,,74866,00.html

(2) Treo 700w

Windows Mobile が動く Treo です。
これも初めて見たのですが、全体的にコンパクトにまとまっていて
良い感じでした。

  http://www.palm.com/us/products/smartphones/treo700w/

(3) APRS-11

PHS 通信カードを挿して WAN 回線として使える、
無線 LAN アクセスポイント付きのダイヤルアップルータです。
M1000 を PHS の定額回線経由で通信に使うという、
スマートフォンとしてみれば無駄な (でもユーザとしては切実な)
ことに使えます。
自前でどこにでも無線 LAN のアクセスポイントを開設できるので、
オフ会にも結構便利ですね。
ただ、既にディスコンで入手困難なのと、サイズが大きいので、
現在の技術で作り直したものをまた販売してほしい、との
声が上がりました。

  http://www.corega.co.jp/product/list/wireless/wlaprs11.htm

(4) M1000 でヤフオク

APRS-11 のおかげでパケット代の恐怖におびえなくて済むので、
某氏は二次会の最中、ヤフオクの落札に夢中でした。
スマートフォンの一番の魅力は
コンピューティングと通信との融合だと思うので、
702NK の一般アプリケーションや M1000 でも
パケット定額が使えるようになるのが望ましいですよね。

次回の寄り合いは、5月27日(土) の予定です。


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